XMTradingで平均足を使うとトレードが10倍快適になる理由
一般的にFXで価格の値動きを確認する場合は、「ローソク足」を使うという方が多く、平均足を使用する方は少ないでしょう。
しかし、僕は2年以上使い続けており平均足とトレンド系インジケーターの相性が良いことから、平均足なしでは取引できません。
今回はそんな平均足について以下のことをご紹介していきます。
- 平均足の仕組みや違い
- 平均足と組み合わせるべきインジケーター
- 平均足を使う際の注意点
- XMのMT4に平均足を表示させる方法
押し目買い、戻り売り、逆張りと汎用性が高いためローソク足が難しいと感じる方は導入してみましょう。
✅この記事の信頼性
- 現役FXトレーダー5年目
- 平均勝率:75%、PF:1.7~1.9
- 手法:ADXと移動平均線のトレンド順張り
- 24歳引きこもりニートトレーダー
- Fintokei公認プロップトレーダー
Fintokeiなら元手資金がなくても最大5,000万円の証拠金でFXをすることができます!
気になる方は下記バナーをチェック!!
FXの平均足の仕組み
平均足とは一般的にローソク足の上値と下値の平均値をチャートに表示したもので、コマ足や平均コマ足という別称もあります。
主にトレンドを把握するのに用いられることが多く、一目で上昇トレンドか下降トレンドか見分けられるのが特徴的です。
ピンバーや含み足のようなローソク足のパターンが存在しないため使いやすいです。
ローソク足に慣れてしまっていると、平均足の形成の仕方に違和感を覚えると思います。
また、ローソク足と平均足で読み取り方やひげの意味が異なるため違いについてしっかり理解しておきましょう。
XMの平均足とローソク足は何が違う?
ローソク足と平均足は、足の形成の仕方が異なることが最も特徴的です。
ローソク足は単一時間ごとに足が始まり確定するのに対して、平均足は以下のように足が形成されます。
- 1本前の始値と終値の平均値
- 現在足の始値・高値・安値・終値の平均値
ローソク足は始値・高値・安値・終値の4つの要素で決まりますが、平均足は6つの要素で決まります。
実際のチャートで見てみると以下のようになります。
上記の画像は同じ相場をローソク足と平均足で比較したものです。
上昇している時は陽線のみ、下落している時は陰線のみがチャート上に描かれるのが平均足です。
レンジの時や方向感がないときは陽線と陰線が交互に出ることが特徴です。
ローソク足と違って色がはっきり分かれるため一目でわかりやすいのが平均足の強みでしょう。
平均足と組み合わせると強いインジケーター3選
ここからは、平均足の具体的な使い方について見ていきましょう。
平均足はトレンド相場での押し目買いや戻り売り、レンジ相場での逆張りに使うことができます。
そして、平均足と相性の良いインジケーターは以下の通りです。
ADX
平均足とADXの相性は非常によく、トレンド相場を捉えた取引において優位性を発揮します。
ADXは現在がトレンド相場なのかそうでないのかを判断する指標として使い、平均足を活用した押し目買いの補助となります。
僕は平均足とADXを使い始めてから収益が安定し、2年近く使用している組み合わせです。
もし、トレンド相場に乗るエントリーで儲けたいと考えているなら「平均足+ADX」の組み合わせを試してみてください。
また、ADXについてはこちらの記事にて詳しくご紹介していますので参考にしてみてください。
移動平均線
続いてはみんな大好き移動平均線との組み合わせです。
平均足だけで取引するのはFX初心者の方には少し難易度が高いため、トレンド方向での押し目買い・戻り売りに使用します。
ただし、移動平均線だけを妄信して取引してしまうとダマしで狩られたり、損切りができないなどの問題が出てくるため注意しましょう。
移動平均線の上で価格が推移しているなら買いだけなど、エントリーを絞ると精度が上がります。
移動平均線だけじゃ物足りないなと感じるようであればADXがおすすめです。
移動平均線について僕流の使い方が知りたい方はこちらからどうぞ。
ボリンジャーバンド
平均足とボリンジャーバンドとの組み合わせも相性が良く使いやすいです。
ボリンジャーバンドは逆張りのイメージが強いと思いますが、バンドウォークを利用した順張り手法もあります。
平均足での使用は順張り逆張りどちらでもイケるのがバンドウォークのいいところです。
僕の師匠は逆張りで平均足とボリンジャーバンドを使用しており、トレンド転換などを狙っているそうです。
ボリバンは意外と汎用性が高いインジケーターのため、自分に合った使い方を見つけてみましょう。
平均足を使う際の3つの注意点
FXにおいて平均足を使うには以下の3つの注意点があります。
それぞれについてしっかり理解して平均足が無駄にならないようにしましょう。
平均足の判断だけで取引しない
平均足を導入して取引を始めるのは良いことですが、平均足だけで取引するのはおすすめしません。
理由は、単純にエントリー根拠が薄くなりがちだからです。
エントリー根拠が薄いとどうしても精度の高い取引ができず、収益が上げられないため注意してください。
そのため、平均足を使うなら先ほどご紹介した3つのインジケーターなどと組み合わせて根拠を厚くしましょう。
インジケーターと組み合わせることでエントリーするべきではないチャート形状が見えてきます。
僕のツイッターにて平均足のチャート形状をちょくちょくご紹介していますので確認してみてください。
ローソク足と同じようなタイミングで取引しない
ローソク足と同じようなタイミングとは、ヒゲ値が出て反転のサインと勘違いしてしまうことを指します。
ローソク足と平均足は足の形成の仕方が異なるため、ヒゲの意味や効果も変わります。
平均足では、長いひげが出るほどトレンド方向への力が強いということ。
そのため、最初は目が平均足に慣れてくるまでエントリーせずに値動きを観察してみることをおすすめします。
基本的にトレンドに逆らわない
トレンドが発生している状態で平均足を使用している場合、トレンドの天井や底を当てるような逆張りはNGです。
平均足のもっとも使いやすい使い方は、トレンドに逆らわず押し目や戻りを狙うことです。
単純なことですが、意外とできていない方が多い間違いといえます。
また、逆張りしたいなと感じるようであれば、4時間足や日足を確認してみて一旦相場の状況を整理してみましょう。
4時間足や日足の流れに逆らっている場合は大損する確率が高まりますので注意です。
XMのMT4に平均足を表示させる方法
ここからは、XMのMT4に平均足を表示させる方法について詳細な手順をご紹介します。
導入から表示までは簡単に行えますのでぜひ試してみてください。
1.平均足をチャート画面に表示
XMやその他ブローカーのMT4には平均足が標準で用意されています。
平均足を表示させるにはまずMT4を開き、「挿入」→「インディケータ」→「カスタム」→「Heiken Ashi」をクリックします。
上記画像を参考にしてクリックして進めていくだけです。クリックできたら次に平均足の表示の設定を見ていきましょう。
2.平均足の表示の設定
「Heiken Ashi」をクリックすると下記のような画像のように設定画面がポップアップされます。
パラメーターの入力では、平均足の色を選択することが可能です。
画像のように陽線と陰線の枠と全体の色を決められますので、お好みのものを選択してOKを押します。
すると、下記画像のようにローソク足と平均足が混ざった状態のチャート画面となります。
ローソク足を消さないと使い物になりませんので注意してください。
3.チャート画面全体の表示の設定
最後はローソク足の表示を消して平均足の設定は終わりとなります。
ローソク足の消し方は、チャート画面上で右クリックを押し、一番下にあるプロパティを選択します。
すると下記画像のようにチャート画面の基本設定を行える画面がポップアップされます。
そして、黄色枠で囲んだ色の設定を全て「None」にすることでローソク足を消すことができます。
ローソク足を消すと下記画像のように平均足のみ表示されるようになります。
平均足をMT4に表示させる設定は以上になります。
平均足やその他インジケーターを組み合わせて、取引をより快適にしていきましょう!
平均足の代表的なチャートパターン3選
ここからは、平均足のよく見るチャートパターンについてご紹介していきます。
それぞれのチャートの動きや平均足の形成の仕方について解説していきます。
トレンド継続中の押し目・戻り目チャート
まずは、下記のチャート画面を見てみましょう。
平均足を使う上で最も多く見られるチャート形状でトレンド発生時の押し目・戻り目はこのような形を作ります。
エントリーをするなら、黄色丸で囲んだ形を確認して方向性に合った平均足が出てからします。
平均足の特徴として反転するときは十字線のような足を作るので覚えておきましょう。
じわじわ上昇しているチャート
続いて、ボラティリティが少ないときに表れやすいチャートパターンです。
方向性が決まっていない時やじわじわトレンド方向に進んでいる時に見られる形で、利益を狙いづらいです。
特徴としてひげが上下に伸び、実態が小さいことが挙げられます。
小幅でレンジ相場を組むときもこのような形を形成するため覚えておきましょう。
急下落時のチャート
最後に急下落時のチャートをご紹介します。
GOLDやポンド系通貨など値動きが激しい通貨ペアによくみられるチャートパターンです。
急下落・急騰をしている場合、平均足は陽線と陰線がはっきり分かれますので覚えておきましょう。
また、このような値動きの時は急下落後V字で回復することもあるため要注意です。
ギャンブルに近いトレードになりがちなため、初心者は手を出さないようにしてください!
XMで平均足を使って利益を獲得しよう!
今回は、FXの平均足についてその特徴やインジケーターとの組み合わせなどを詳しくご紹介しました。
平均足はXMのみならず、MT4であれば使用することができますのでぜひ活用してみてください。
また、現在XMでは口座開設ボーナス3,000円+入金ボーナス50万円分がもらえますのでこれを機会に口座開設してみてください。