FX通貨の相関関係を極めて環境認識のレベルを上げる方法
みなさんどうもポンズです!今回は、意外とみんな意識していない通貨相関についてご紹介します!
FXでは、通貨の相関関係が非常に大切ということをご存じでしょうか。なかなか利益を上げられないという方は通貨相関について知らない場合もあります。
また、FXは通貨ペアが複雑に組み合わさっていますが、通貨相関に慣れると攻めたトレードをすることも可能です。
ではFXの通貨相関についてどのように対応したらよいのか、どのように習得すれば良いのか悩んでいる方も多いでしょう。
今回は、そんなFXの通貨相関についてその鍛え方を中心に詳しくご紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
FXの通貨の相関関係について
まずは、FXの通貨相関とはどのようなものなのか解説していきます。
通貨の相関関係を理解しておくだけで環境認識のレベルを上げられるため、不用意なところでエントリーしなくて済みます。
まずはそんな通貨の相関関係について理解していきましょう。
通貨には相関関係がある
通貨相関とは、ある通貨の変化がもう一方の通貨に影響を与える関係のことを指します。
こちらは2022年1月4日のEUR/GBPのチャートです。
チャートを見る限りEUR売りが優勢でGBPが買われていることになります。
続いて同日のGBP/JPYのチャートです。
こちらはEUR/GBPの影響を受け、GBPが買われたことでGBP/JPYは上昇しています。
GBPが買われたことによる影響が出ていて、まさに相関していますよね。
ちなみにこの時に通貨強弱はGBP>EUR>JPYでした。
円が一番弱く、JPYがらみの通貨はすべて上昇していました。
そしてこの3通貨の場合は、EUR/GBPの売りを狙うよりもGBP/JPYの買いを狙うほうが取りやすそうですよね。
通貨の相関関係を利用することで相場全体の動きを把握することができるようになります。
どの通貨が強いか弱いかを知ることで取引のレベルが上がるといえます。
普段1通貨しか見ないし、取引しないという方もいると思いますが、環境認識をする際に相場全体の動きを把握することは大切ですので試してみましょう。
状況によっては、「取引しないほうがいいな」とか「強気で出れるな」というのがわかるようになります。
FXの通貨相関の鍛え方
FXの通貨相関について理解したところで次はどのようにして鍛えていくのか、慣れていくのかをご紹介していきます。
毎日見てどのような関係や癖があるか見る
通貨の相関関係がわかったところでいきなり実践してみても何がなんだかわからなくなります。
特に多くの通貨を監視している方は、注意が必要です。
通貨相関の鍛え方としては毎日コツコツチャートを見て感覚を養っていくしかないです。
相場は毎日顔を変えるので一日だけ相関を見たからといって使いこなせるわけではありません。
リアルタイムのチャートを見ることで感覚が育っていくと僕は考えています。
では、通貨の相関関係を見るときはどのようなところに注目したらよいでしょうか。
- 通貨を強い順に並べる(例:GBP>EUR>JPY)
- どの通貨ペアで取引すると勝ちやすいか考える
- 手法と少しずつすり合わせていく
特に最後の手法とのすり合わせを行うことでより精度を高めることが可能になるためおすすめです。
毎日見るのめんどくさいと思うけど、やらないと勝てないのがこの世界です。
一気に監視通貨を増やさない
通貨の相関関係を見るときにやりがちなのが監視通貨を一気に5個とか10個増やす人がいます。
まだ慣れていないのに一気に数を増やすと浅い能力しか身につかないのでやめてください。
最初は僕もやっていました。ちなみにそのときは15通貨見てました。
通貨の相関関係を見極める練習としてはまずは3通貨から始めて、慣れたら1通貨ずつ増やしていくのがベストです。
通貨ペアを1つ増やしたらその通貨ペアの特徴や癖についても見ていくと良いです。
通貨ペア特有の動きやチャートパターンが掴めるようになると勝率が上がります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
通貨の相関関係は必要ないと考える人もいて、その実用性や優位性に気づいていないことが多いです。
通貨相関を意識して環境認識するだけでもレベルは上がっていきますのでぜひ試してみてください。
本記事を見て少しでも通貨相関に興味を持ってくれたら幸いです。