FXのジグザグ(ZigZag)で勝てるようになるテクニック

2023年10月20日

みなさんは、ジグザグ(ZigZag)というインジケーターをご存じでしょうか?ジグザグはあまり重要視されていないインジケーターですが効果的な使い方が隠されています。

僕自身ジグザグを使うことでトレードの質が何倍にも向上しました。この記事では、

  • ジグザグ(ZigZag)の基本的な概要
  • 具体的なジグザグ(ZigZag)の使い方

について詳しくご紹介していきます。

この記事の信頼性
Young man working towards the desk.
  • 現役FXトレーダー5年目
  • 平均勝率:75%、PF:1.7~1.9
  • 手法:ADXと移動平均線のトレンド順張り
  • 24歳引きこもりニートトレーダー
  • Fintokei公認プロップトレーダー

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FXのジグザグ(ZigZag)とは

ここでは、ジグザグの基本情報についてご紹介します。

特徴高値と安値を線で結ぶことで高値と安値をわかりやすく表示することができる
計算式暫定最高値 = 安値が確定した日から高値が確定するまでの期間の終値の最高値
暫定最安値 = 高値が確定した日から安値が確定するまでの期間の終値の最安値
高値 = 暫定最高値から終値がN%以上下落したときの暫定最高値の値とその値を取った日
安値 = 暫定最安値から終値がN%以上上昇したときの暫定最安値の値とその値を取った日
Nは任意、通常は3~10の間の値
主な手法トレンド発生を掴む手法、高値安値を利用した逆張り手法

ジグザグは直近高値と安値を線でつないでくれるインジケーターで、ダブルトップやフラッグチャートなどのパターンが見やすいです。

チャートパターンがローソク足だけではなかなか見つけられないなら入れておくことをおすすめします。

ジグザグは汎用性が高く、エントリーや決済まで幅広く使えます。

ジグザグ(ZigZag)がおすすめな人

ジグザグはどのような人に適しているのでしょうか。それぞれなぜ適しているのかを含めて詳しく見ていきましょう。

トレンドラインや水平線の引き方がわからない人

Financial stock market graph. Selective focus.

FX初心者の方は、水平線を使ってなんとなく高値を目安に引いたり、意識されてそうなところを引いたりと確実性がないことが多いです。

FXを始めたての僕もそうでしたが、意外と重要な水平線やトレンドラインを引くのは難しいです。

そこで、ジグザグ(ZigZag)を使い、まずは数値的な面から意識されてそうなところを見つけます。

何回も跳ね返っているところやサポートラインからレジスタンスラインに変わっているところを意識してみましょう。

そうすることで価格が反発したり、ブレイクするときの細かな値動きを追えるようになります。

後はいっぱい線引いて経験値を貯めていきましょう。

トレンドやレンジの判断が苦手な人

まだ相場全体を見る力が弱い人にもジグザグはおすすめです。

わかりやすく上げ下げしながらトレンドを形成しているなら良いのですが、以下のような相場は判断が難しいです。

  • じわじわ上げたり下げたりしているトレンド相場
  • トレンドからレンジに変わる時の相場
  • レンジからトレンドに変わる時の相場

そんな時にジグザグを使うことでどのような場面なのかわかりやすくなりますのでおすすめです。

上記チャートでは、一見大きなレンジ相場ですが少しずつ切り下がっています。下値ブレイクするかしないかの判断は効果的な水平線を引かないと判断が難しいです。

そして、その効果的な水平線を引くためにジグザグを使います。 

また、ジグザグと合わせて移動平均線などを使ってチャートを見るとさらにわかりやすくなるためおすすめです。  

ジグザグ(ZigZag)はどのように使う?具体的な使用法とは

Report

ここからは、ジグザグ(ZigZag)の具体的な使い方について詳しく解説していきます。

ほとんどの人が知らないジグザグ(ZigZag)の使い方

では肝心な使い方についてご紹介します。使い方はとても簡単なのですが意外とみんな気づいていない使い方です。

それは、高値同士を線で結ぶ、安値同士を線で結ぶということです。

これだけ聞くと「なんだそんなことか」、「やってるよそんなこと」と思った人もいるでしょう。

そんな方に質問です!あなたの引いたトレンドラインは相場参加者が意識している効果的なラインですか?

このチャートのトレンドラインを見て何も違和感を感じず、同じ引き方をするという人は要注意です。

僕ならこの高値を使ってトレンドラインを引きます!

上と下の線の引き方を考えつつその後の結果を見てみましょう。

結果論にはなりますが僕が引いたラインの位置で若干反発した後、上抜けして上昇しています。

僕の引いたラインは相場参加者が意識しているトレンドラインということがわかります。

このように線の引き方の違いでトレードの優位性は大きく変わってくるのです。

トレンドラインや水平線は、よく考えて引かないとトレードの質が悪化して勝てなくなります。

ジグザグを使用したトレンドラインの引き方のポイントは以下の通りです。

  • ジグザグがつけた高値(安値)と高値(安値)を見る
  • 最直近の高値(安値)2つをピックアップしてトレンドラインや水平線を引く

意識することはこれだけです。意識して引いた線に相場が触れそうなときはよく観察してみてください。重要な箇所で相場はどのように動くのか掴めてきます。

ジグザグ(ZigZag)と相性の良いインジケーター3選

Data Technology Computer Generated Digital Currency and Exchange Stock Chart for Finance and Economy Display

ジグザグ(ZigZag)は単体で使用すると効力をあまり発揮しないため、他のインジケーターとの併用がおすすめです。

おすすめのインジケーターは以下の通りです。

  • 移動平均線
  • ボリンジャーバンド
  • ADX…etc

基本的にトレンドの継続や反転を見極めるのに使用することが多いため、トレンド系インジケーターと相性が良いです。

使っている感じではADXとの相性が良いと思います。自分の手法に触れるためこれ以上は話せませんが優秀です。

自分がいつも使っているインジケーターと組み合わせて検証するのも良いでしょう。

その際はリアルトレードではなく、デモや検証アプリを使いましょう。

特にデモトレードで実際の使用感を確かめてみるのは効果的です。

当ブログではXMTradingのデモ口座開設を無料で行う方法について解説していますので参考にしてみてください。

ジグザグ(ZigZag)はスキャルピング取引におすすめ?

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ジグザグ(ZigZag)は主に水平線やトレンドラインと組み合わせて使うと、本来の効果を発揮するインジケーターです。

そのため、スキャルピング取引など短い時間足を用いた素早いトレードにも十分に使えるでしょう。

しかし、1分足や5分足などのジグザグ(ZigZag)は効果が薄いです。

そのため、30分足以上で小幅なレンジを組んでいる時や、大きな時間足で意識されている高値安値に到達した際にスキャルピングすると良いです。

スキャルピングよりかはデイトレードのほうが向いているインジケーターといえるでしょう。

ジグザグ(ZigZag)の使い方まとめ

Illustration of business stock chart with arrow on target, 3d rendering.

他のサイトではジグザグのみを使ってエントリーしている方がいらっしゃいますが、正直ジグザグのトレンドラインや水平線だけをエントリー根拠にするのは微妙です。

理由は、根拠が少なくだましをくらいやすいし、精度が悪いからです。

ジグザグを使用するときは他のインジケーター使用するなど、エントリー根拠を最低3つ持った状態でエントリーするか悩んでください。

当ブログでは他のインジケーターについてもご紹介していますので興味があれば参考にしてみてください。